Mr.グルー・アプリケーターが瞬間接着剤塗布に便利らしいが売ってなかったので、100均の材料で自作してみた。
こんにちわ。山田家の父です。
合わせ目消しやヒケを埋める時に使う瞬間接着剤を塗る時、直接塗ろうとすると、出過ぎて多く塗ってしまったり、はみ出してしまうことはありませんか?
私はよくはみ出してしまいます。
そこで、調べてみると、クレオスのMr.グルー・アプリケーターというものが使いやすいとあったので、欲しくなってしまいました。
しかし、いきつけの近所のジョーシンに行ってみると、在庫切れで売っていませんでした。
そこで、ならば作ってみようと思い立ったのが始まりです。
Mr.グルー・アプリケーターの素材
Gツールのサイトをみてみると素材は表記していませんでしたが、他のサイトやレビューなどをみると、どうやら素材はHDPE(高密度ポリエチレン)という事がわかりました。
瞬間接着剤の成分のシアノアクリレート系の接着剤は、ポリエチレン、ポリプロピレンには向いていないという事なので、それらの素材を使った物を100円ショップで探してみました。
代用出来そうな物を発見
ポリプロピレン製で形が作りやすいものを調べると、「おゆまる」というお湯で柔らかくなる粘土があるという事がわかりました。
100円ショップの文具と粘土コーナーで探してみると、「おゆまる」はなかったのですが、類似商品の「イロプラ」があったので買ってみました。
いざ、自作開始
これが今回自作する素材のイロプラです。画像は1個しか入っていませんが、2個入りです。
温める
80度以上で柔らかくなるらしいので、茹でました。
しばらくすると、箸でつまむと変形するぐらい柔らかくなりました。
形作り
オーブンシートの上に取り出し、熱いですが、気合いで丸めます。
丸めているうちにすぐに冷めて固くなってきたので、また温めます。
軽くつぶして形を整え、
適当な丸いものでギューっと押さえつけて皿の形をつくります。
皿を冷ましているうちに、棒も作ります。ちいさくちぎったものをつまようじにつけてコロコロしたり、オーブンシートで押さえたりして、自由に形を作ります。
失敗しても、お湯につければ何度でも形作れるので、納得のいく形にします。
完成
皿と棒ができました。なんとなくそれっぽい形になりました。本来の素材は違いますが、好きな形にできるのはいいですね。
さっそく試してみる
今回使用した瞬間接着剤は、こちらです。成分がシアノアクリレートと表示されているのでくっつかないはず…
1滴垂らして硬化スプレーをシュッとします。その後うまく剥がれるか試してみました。
成功です。綺麗に剥がれました。皿に弾力性があるので剥がしやすいです。
次に、瞬間接着剤とベビーパウダーを混ぜてみました。へら状のものを作ると混ぜやすい。
ランナーで試し塗り。適度な弾力が塗りやすく、隙間埋めに使えそうです。
硬化した状態です。
使用後です。拭いたら取れませんでしたが、爪で簡単に取れました。
まとめ
代用品としては、そこそこの出来でした。Mr.グルー・アプリケーター自体も高い商品ではないので、買ってもいいのですが、「イロプラ」で作ると100円で済みます。形を何度でも簡単に直せるのが素晴らしいです。
行きつけのお店で入荷するまでの間、これで凌いでいこうと思います。
2017.02.09追記 他のも試してみました。
耐水単語帳
その後、100円ショップで他に使えそうなものも試してみました。
この単語帳です。なぜ単語帳なのかというと、
素材がHDPE(高密度ポリエチレン)だったのです。これはグルーアプリケーターと同じ素材ですね。炭酸カルシウムがどのように作用するのか。
耐水単語帳は使えるのか?
結果。思ったように使えませんでしたw
まあ、裏にしみなかったので、使い捨てで使うにはいい感じですが…
その他で使えたもの
ダイソーのエポキシ接着剤に付属していたへらです。
これは素材が明記してなかったのでなにかは分かりませんが、使用感はばっちりでした。瞬間接着剤が全く付かず、乾燥後もツルッと剥がれました。
加工すれば使えそうです。